私の家では何も起こらない

私の家では何も起こらない

ようこそ、丘の上の幽霊屋敷へ。美しく優雅なゴーストストーリー ■ポイントようこそ、丘の上の幽霊屋敷へ。美しく優雅なゴーストストーリー。小さな丘の上に建つ二階建ての古い家。この家では時がゆっくり流れている。幽霊屋敷に魅了された人々の記憶が奏でる不穏な物語。巻末に驚愕の書き下ろしサイドストーリーを収録。単行本で大人気を博した恩田陸の正統派本格怪談、待望の文庫化。優雅で怖い、静謐な幽霊屋敷の物語。この「私の家では何も起こらない」は、子供の頃からさんざん見たり読んだりしてきた「お屋敷もの」の集大成でもある。恩田陸(文庫版あとがきより)解説は南條竹則氏(作家)。■内容恩田陸の正統派幽霊屋敷物語。エレガントで怖い、静謐な物語。怪談雑誌『幽』に連載していた連作短編集。待望の文庫化。アップルパイが焼けるキッチンで殺しあった姉妹。近所からから攫ってきた子を解体して主人に食べさせていた料理女。床下の動かない少女の傍らで自殺した殺人鬼の美少年。壁に埋め込まれた死体と思しき物体。幽霊屋敷に魅了された人々の記憶が奏でる不穏な物語。今、静かに語られるーー。巻末に驚愕のサイドストーリーを収録。待望の文庫化。解説は南條竹則氏(作家)。■著者1964年宮城県生まれ。91年、『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治新人賞および、本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞、ミステリー、ファンタジー、SF、ホラーとジャンルにとらわれずに作品を多数発表。本書は2010年に刊行した単行本の待望の文庫化。

メディアファクトリー

怖いタイトル怖い内容でした😱

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